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HOME > サポート情報 > 用語集 : 物理療法(電気療法)
用語集
物理療法
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A. 電気療法 (Electrical Therapy)
電気エネルギーを用いる治療法で、電流、電磁波、電位などが利用されています。電流を流すと、直接、神経や筋肉などを刺激することができ、血流が改善し、痛みを緩和することができます。電流刺激は、その目的により、治療的電気刺激、経皮的抹消神経電気刺激、機能的電気刺激に分類されます。電位を利用するものに電位治療器があります。電磁波を用いるものにマイクロ波治療器がありますが、これは組織の加温に用いますので、温熱療法の項で述べます。
a) 治療的電気刺激 (Therapeutic Electrical Stimulation)
神経や筋肉等を刺激し、随意運動能力の回復を目的に使用します。血流が増加し、痛み発生物質や老廃物を排泄し、栄養が供給され、局所症状も改善します。
1) 干渉電流型低周波治療器 (Interferencial Current Therapy unit)
概 要 4000Hz前後の、周波数がわずかに異なる2つ以上の電流を同時に流し、生体内で生じる干渉電流で刺激を行います。皮膚抵抗が低いため不快な刺激が少なく、深部の神経や筋肉を効率的に刺激することができます。疼痛緩和や筋肉増強効果が高いため、広く用いられています。
効能効果 経皮的に鎮痛及び筋萎縮改善に用いられる神経及び筋刺激を行うこと。
適 応 脳血管障害や脳性麻痺、脊損などの痙性の軽減、関節可動域の拡大、随意性筋力向上、廃用性筋萎縮の改善等に使用します。
禁 忌 次のような人は使用しないこと。
(1) 心臓疾患、植込み型電子装置(ペースメーカなど)使用者、悪性腫瘍、結核性疾患、急性疾患、極度の衰弱時、妊婦もしくは妊娠の可能性がある人、アトピーなどによる知覚・皮膚過敏症、幼児または意思表示のできない人、血流障害の可能性がある人
(2) その他、医師が不適当とみなした人
(3) 次のような場合は、医師の判断によること。
血圧異常、有熱者、感染症
2) 低周波治療器 (Low Frequency Therapy unit)
概 要 1000Hz以下の低周波電流で生体を刺激します。通常は単極性又は双極性のパルス電流を用います。マイクロアンペアオーダーの微弱電流治療器や、パルス幅が狭く電圧が高い高電圧治療器も用いられています。周波数が1kHz以上のものを中周波治療器と称します。この場合は通常、正弦波電流を使用しますが、パルス電流を用いるものもあります。適応、禁忌等は干渉低周波治療器と同じです。
効能効果 経皮的に鎮痛及び筋萎縮改善に用いられる神経及び筋刺激を行うこと。
禁 忌 次のような人は使用しないこと。
(1) 心臓疾患、植込み型電子装置(ペースメーカなど)使用者、悪性腫瘍、結核性疾患、急性疾患、極度の衰弱時、妊婦もしくは妊娠の可能性がある人、アトピーなどによる知覚・皮膚過敏症、幼児または意思表示のできない人、血流障害の可能性がある人
(2) その他、医師が不適当とみなした人
(3) 次のような場合は、医師の判断によること。
血圧異常、有熱者、感染症
b)経皮的神経電気刺激TENS (Transcutaneous Electrical Nerve Stimutlation)
疼痛緩和を目的として、経皮的に(表面電極を用いて)神経を刺激するものです。 作用機序として、末梢神経の分極性の信号伝達ブロック、ゲートコントロール理論、内因性疼痛抑制 機構などが考えられています。
禁忌は治療的電気刺激と同じ。
3)経皮的神経電気刺激装置 Transcutaneous Electrical Nerve Stimutlation Unit
概 要 疼痛緩和を目的として、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、スポーツによる関節痛、変形性関節痛、脊椎の骨変化、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、三叉神経痛、肋間神経痛、帯状疱疹後神経痛などの治療に用いられます。
禁忌は治療的電気刺激と同じ。
c)機能的電気刺激FES (Functional Electrical Stimulation)
脳卒中や脊損などにより上位ニューロンがダメージを受け、末梢の機能が果たせなくなったとき、末梢側の神経を電気刺激して生体の動きを制御し、失われた機能を再建するものです。
4)機能的電気刺激装置 (Functional Electrical Stimulation Unit)
概 要 末梢神経を刺激し、その支配領域の筋肉を収縮させ、歩行等の本来の機能を再現します。 上肢・下肢の動きの補助、排尿・呼吸・心臓のペーシング、聴覚・視覚補綴、皮膚感覚代行などに用います。
禁忌は治療的電気刺激と同じ。
d)骨刺激(Bone Stimulation)
電気刺激により骨芽細胞の増殖を促し、偽関節や遷延性治癒骨折等、難治性骨折の治癒を促進します。刺激法により、容量結合型電磁法(CCEF)、パルス磁気法、直流電流法、交流電流法などに分類されます。電気刺激の他に、非熱的な超音波も用いられます。
新鮮骨折や神経損傷、靭帯損傷に用いることもあります。
5)容量結合型骨刺激装置 (CCEF Unit)
概 要 周波数が約60kHz、数mAの交流電流を経皮的に流して骨折部を刺激します。
禁忌は治療的電気刺激と同じ。
e)電位治療 (Electric Potential Therapy)
数百ボルト以上の交流又は直流負電位を生体に負荷して治療を行います。自律神経、内分泌系、体液に影響を与えて全身機能賦活化作用をもたらし、生体のホメオスターシスの維持に関与するとされています。
6)電位治療器 (Electric Potential Therapy unit)
概 要 椅子に座るだけで、又はマットに横になるだけで治療が可能です。殆ど刺激感が無いため、治療の違和感はありません。
効能効果 頭痛、肩こり、不眠症及び慢性便秘の緩解。
禁 忌 次のような人は使用しないこと。
(1)ペースメーカ等、体内植込み形医用電子機器を使用している人
(2)心電計、人工呼吸器等、医用電子機器を装着している人
(3)人工関節や人工臓器等、体内に金属を埋め込んでいる人
(4)急性期疾患、悪性腫瘍、有熱性疾患、血圧異常、心臓疾患、妊娠または妊娠している可能性のある人、新生児、乳幼児、または意思表示のできない人、知覚障害、化膿性疾患、皮膚疾患、疾患などで体力が低下している人、出血要素の高い人
(5)その他、医師が不適当とみなした人
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