電子式診断用スパイロメータ オートスパイロ[AS-307/407/507]

電子式診断用スパイロメータ オートスパイロ[AS-307/407/507]

  • 主な特長
  • 肺の生活習慣病
    (COPDとは)
  • 機能紹介
  • 製品仕様
AS-307,AS-407,AS-507

肺の生活習慣病の早期発見のために…。
やさしいフォルムに高機能を搭載。
最先端のスクリーニング検査を可能にしました。

B5サイズのコンパクトなボディー。デスクにもぴったりとフィットします。

トランスデューサホルダを除く

日本呼吸器学会による肺年齢表示に対応しています。
肺年齢.net ホームページ(http://www.hainenrei.net)

GOLD準拠ステージ分類表示が可能です。

人間ドック学会健診成績判定および事後指導に関するガイドラインに対応しています。

新じん肺健康診断の判定基準を採用

日本人小児スパイログラム基準値を採用(http://jspp1969.umin.jp/ind_img/spirogram.pdf

大型液晶を採用

大型液晶にカラーで分かりやすく大きく表示しますので、視認性が格段に向上しました。(307はモノクロ)

操作し易いタッチパネルを採用

タッチパネルの採用により操作性が大幅に向上しました。アイコン表示ボタンやタブを指先で触れるだけで簡単に操作できます。

測定結果画面に判定バーを採用

測定結果画面
  1. 一目でわかる測定の状態

  2. ここを押すと詳細画面に変わります。

  3. FVC判定バーの詳細画面

  4. 総合判定バーの詳細画面

左:喫煙者 右:間接喫煙者

ご存知ですか 肺の生活習慣病・・・

近年、肺の生活習慣病としてCOPD(※1)が注目されています。

COPDは習慣的な喫煙が主な原因とされ、別名、タバコ病とも言われています。日本の潜在患者数は530万人いると言われ、世界の死因の第4位にランクされています。

心疾患や脳血管障害などは減少傾向にあるなかで、COPDのみは増加しているため、GOLD(※2)は国際ガイドラインを作成し、対策を進めています。 この中で、スパイロメータによる検査法、病期の分類などが規定されています。

  • ※1 COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease:慢性閉塞性肺疾患
  • ※2 GOLD:Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease

スパイロ検査による早期発見が重要です

COPDは、進行性のある疾患であるため、早期に発見し病変の進展を防止することが重要であると言われています。そしてスパイロ検査は早期発見に最も有効な検査方法です。

中高年の喫煙者、息切れ・咳・痰の症状にはまずスパイロ検査

COPDはタバコ病といわれ、特に中高年の喫煙者、喫煙歴のある方を対象にスパイロ検査を定期的に実施することが推奨されています。

スパイロ検査は喘息患者の管理にも有用です

喘息の治療手段の選択と効果判定に、スパイロ検査は有効です。

GOLDによるCOPDの病期分類

GOLDの病期分類は、FVC検査における努力性肺活量、1秒量さらに、その予測値を用いて判定されます。

FEV1.0/FVC(%) 1秒率(1秒量/努力性肺活量)
%FEV1.0(%) %1秒量(1秒量/予測1秒量)

病期分類はこの2つの測定値から判定され、下表のような形にわかりやすくまとめられています。

COPDの病期分類(2003年版)

0:At Risk FEV1.0/FVC ≧ 70% スパイロメトリーは正常 慢性症状(咳、痰)有り
I:Mild COPD FEV1.0/FVC < 70% FEV1.0 ≧ 80% predicted 慢性症状(咳、痰)の有無を問わない
II:Moderate COPD FEV1.0/FVC < 70% 50% ≦ FEV1.0 < 80% predicted 慢性症状(咳、痰)の有無を問わない
III:Severe COPD FEV1.0/FVC < 70% 30% ≦ FEV1.0 < 50% predicted 慢性症状(咳、痰)の有無を問わない
IV:Very Severe COPD FEV1.0/FVC < 70% FEV1.0 <30% predicted または FEV1.0 < 50% predictedで慢性呼吸不全

ID画面

ID画面

大きく分かりやすい表示と入力項目毎に切り替わるタッチキーによりID項目の入力が簡単に行えます。

MVV測定画面(AS-507のみ)

MVV測定画面(AS-507のみ)

一回換気量と積算量を同時に表示します。

測定を途中でやめても規定時間までデータを外挿し計算することができます。

VC測定画面

VC測定画面

測定中は、適時指示が表示されます。測定は自動終了させることもできます。

最新のVC測定アルゴリズムを採用して、より正確な測定を可能にしました。

FVC測定画面

FVC測定画面

呼出時間と、フロー表示バーによるフローを表示します。

フローが小さくなると自動的に表示を拡大しますので、最後まで呼出させることができます。

この他にもATSが規定する努力度をチェックし、信頼性の高いデータを得ることができます。

ATS準拠の新設計トランスデューサ

  1. 肺機能検査用フィルタ マウスフィルタPIF-2A 管理医療機器 認証番号:225ABZX00074000
  2. ※集団検査用などには経済的な紙製のマウスピースもご用意しています。
  • 小さく、軽く、扱いやすく、持ちやすいトランスデューサ。
  • 高精度(出荷基準:指示値の±3%)の熱線式タイプ。
  • 感染防止などを配慮した帯電エアフィルタ内蔵の清潔なマウスフィルタ。
  • 口もとにやさしくフィットする上質な樹脂製で、患者さんに不快感なく検査していただけます。

精度管理

正しい測定結果を残すためには精度管理が重要です。日本呼吸器学会ガイドラインに基づく精度管理機能を搭載しています。

プリンター速度が従来の3倍!高速サーマルプリンター搭載。

プリントスピードは当社比で約3倍を実現しました。用紙交換が簡単な投げ込み方式です。

拡張例(AS-507のみ)

呼吸筋力測定ユニット

呼吸筋力測定ユニットを接続することにより、以下のような項目を測定することができます。

カルテファイルシステム

A4レポートの作成印字、データベース機能を実現します。(専用パソコンシステムを含みます。)

SpO2測定ユニット

SpO2測定ユニットを接続することにより、SpO2を測定することができます。

主な仕様

  AS-307 AS-407 AS-507
電撃に対する保護の形式による分類 クラスI機器
電撃に対する保護の程度による装着部の分類 B形装着部
定格電圧および周波数 AC100V
50/60Hz
電源入力 60VA
外形寸法 幅230×奥行274×高さ100(mm)
トランスデューサホルダ部を含む
質量 1.5kg
フロートランスデューサ 熱線式
測定範囲 Flow:0~14.0L/s
Volume:0~10.0L
測定精度 Volume:指示値の±(3%+0.01L)以内
表示器 モノクローム液晶 カラー液晶
プリンター ラインサーマル方式 用紙幅57.5(mm)
承認番号 21700BZZ00110000 21700BZZ00256000 21700BZZ00109000
分類 管理医療機器/特定保守管理医療機器
一般的名称 電子式診断用スパイロメータ
JMDNコード 13680002

その他の仕様

  AS-307 AS-407 AS-507
測定項目 VC測定 Pre:3ページ Post:3ページ
FVC測定 Pre:3ページ Post:3ページ
MVV測定 × × Pre:1ページ
Post:1ページ
MV測定 × × 1ページ
  GOLD準拠ステージ分類対応
測定メモリ(人分) 10 100 200

保険点数

測定項目 点数
肺気量分画測定(安静換気量測定、最大換気量測定を含む。) 90
フローボリュームカーブ(強制呼出曲線を含む。) 100
呼吸機能検査等判断料 140(月に1回のみ)

オプション

  1. 専用バッグ【VCV9307】
  2. マウスピース【MOU9029】(100本/箱)
  3. マウスフィルタ【MOU9404】(20ヶ/箱)
  4. 校正器A【ACA105】
  5. ロールペーパー【YOU9336】(10巻/箱)

図面

(単位:mm)