SDシリーズ [SD-100W/SD-100F/SD-100T/SD-100B/SD-100S]

SDシリーズ [SD-100W/SD-100F/SD-100T/SD-100B/SD-100S]

  • 主な特長

SD(Spine Dynamics)療法とは?

脊柱弯曲運動の正常化を図るSD療法

脊柱の弯曲運動には「末梢関節への運動連鎖を起こす機能」と「運動時の衝撃を吸収する機能」という2つのはたらきがあります。弯曲運動に異常が生じると、脊柱の動きを補うために末梢関節にストレスがかかり、疼痛が生じてしまいます。また、衝撃吸収機能の低下は、体幹・四肢運動連鎖の破綻による筋出力低下を引き起こします。

理想的な脊柱とは、脊柱が弯曲し、その脊柱を筋肉で支える「筋性支持」の状態です。これは、筋による柔軟性と支持性の両方を兼ね備えた状態になります。
一方、体力低下等により筋力が衰えると、脊柱の弯曲を失い、脊柱を骨で支える「骨性支持」へと変化します。骨性支持状態になると脊柱弯曲運動に異常が生じ、疼痛や筋出力抑制が起こります。

この脊柱弯曲運動の正常化をはかるのが、
Spine Dynamics(SD)療法であり、姿勢制御機構の正常化につながります。

SD療法+筋力トレーニングで効率的な運動療法

脊柱の柔軟性が失われた状態で筋力トレーニングをおこなうと、十分な効果が得られないばかりか、怪我をする恐れがあります。筋力トレーニングを効率的に進めるためにも、脊柱の柔軟性獲得は不可欠です。

  1. SD療法

    脊柱の柔軟性を確保

    SDシリーズは、体力の低い方でも正しい脊柱湾曲運動を簡単かつ安全に引き出すことができます。これによって脊柱の柔軟性を取り戻します。

  2. 筋力トレーニング

    筋群による脊柱支持性の確保

    柔軟性を取り戻すだけでは、再び脊柱湾曲運動の異常が起こる可能性があります。筋力トレーニングによって脊柱の支持を獲得し、「筋性支持」状態にすることが必要です。

ミナト医科学は、目標設定からSD療法、筋力トレーニングまでトータルにサポート

トレーニングを進めるにあたっては、その効果を評価する必要があります。SD療法では、「筋肉量に見合った筋出力が得られているかどうか」つまり、筋出力抑制がどの程度生じているかを数値化して評価します。また、この値を目標値としても用います。

目標設定

全身筋力量を体重で割った「%MV」と膝伸展筋力を体重で割った「WBI」を測定。この2つを独自の評価表に当てはめて筋出力抑制量を算出。
この値をもとに目標値を設定していきます。

SD療法

SDシリーズで、脊柱湾曲運動の正常化を図り、柔軟性を高めます。定期的に%MVとWBIを測定し、効果を判定しながらSD療法を進めていきます。

  • ※%MV=% muscle Volume
  • ※WBI=Weight Bearing Index

筋力トレーニング

%MVとWBIの評価より、筋出力の抑制が解けてきたところで筋力トレーニングを開始します。以降、SD療法と筋力トレーニングを平行しておこない、目標値の達成を目指します。

SDシリーズの特長

本来の身体機能を取り戻します

SDシリーズによる脊柱弯曲運動改善のトレーニングを1ヶ月間続けることにより、WBI、FFD(指床間距離)が改善するという結果が得られています。これは、このトレーニングにより脊柱本来の機能を取り戻し、筋出力UP、柔軟性UPをもたらすことを示しています。

無理なく安全にトレーニングできます

SDシリーズはどの製品も座位または背臥位で使用する器具であるため、体力が低下した方でも無理なく安全に運動がおこなえます。また、器具を用いることで運動の再現性が高まり、正しい運動を簡単におこなうことが可能になります。

効果が数値化できます

疼痛の状態を評価するのは非常に困難です。しかし、SD療法では%MVとWBIを用い、独自に作成した評価表によって筋出力抑制を数値で表します。この数値は脊柱弯曲運動と密接に関与しており、脊柱弯曲運動の機能状態を客観的に評価することが可能です。

※Inbody社の体組成計で測定

目標の設定で、トレーニングの持続効果を高めます

運動プログラムを「無理なく」「安全に」そして「分かりやすく」進められるため、患者さんのトレーニングに対する意欲が持続し易くなり、さらなるトレーニング効果UPが期待できます。